
固定資産税の土地評価の中でも特に難しいとされる宅地評価の実務に絞り、市街地宅地評価法や地目・画地の認定といった実務で遭遇しがちなケースごとに詳解しながら、宅地評価担当者等の参考に供する解説書です。
著者は、日ごろから宅地評価の実務をこなす不動産鑑定士で、図表等を用いつつ、専門家ならではの見解も交えたより踏み込んだ解説は、固定資産税の評価に当たる多くの読者から迎えられることが予想されます。
目次
1 固定資産税宅地評価に当たって理解しておくべき基本的事項
2 状況類似地域の区分及び標準宅地の選定
3 住宅地の個別的要因
4 市街地宅地評価法の実務
5 その他の宅地評価法の実務
6 地目認定の基礎知識と例題
7 画地認定の基礎知識と例題
8 鑑定評価書の記載事項
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
阿部祐一郎…あべ・ゆういちろう/不動産鑑定士。月刊「税」(ぎょうせい)に「論点別に見たQ&A固定資産税宅地評価のポイント」を2008年3月から2010年6月にかけて山本一清不動産鑑定士と共同執筆。
山本一清…やまもと・かずきよ/不動産鑑定士