本書は、地方が主役の時代の都市政策の教科書です!
都市を拡大することが「政策」であった時代から、「人口減少」「高齢化」「グローバル化」などの諸問題を解決していくことにシフトチェンジしている今、都市政策には発想の転換が求められています。
「政策法務」「財政」「計画と実施」「政策評価」「住民(市民)参加」「インセンティブ」といった6章に分け、理論と実務の両面からこれからの都市政策の考え方をサポートします。
目次
I 総論
21世紀都市政策の課題 −課題対応型からビジョン実現型へ−
II 都市政策へのアプローチ
1 政策法務の理論と実践
2 財源調達の制度と手法
3 政策決定と実施
4 都市政策の評価と再設計
5 政策と住民(市民)参加・協働
6 政策決定とインセンティブ
III 資料編
資料1 地方分権改革と地域主権改革
資料2 調査票作成上のポイント
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監修者等紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
和田清美…わだ・きよみ/首都大学東京都市教養学部都市政策コース 教授(総論、第5章)
奥真美…おく・まみ/首都大学東京都市教養学部都市政策コース 教授(第1章)
金子憲…かねこ・あきら/首都大学東京都市教養学部都市政策コース 准教授(第2章)
松井望…まつい・のぞみ/首都大学東京都市教養学部都市政策コース 准教授(第3章)
朝日ちさと…あさひ・ちさと/首都大学東京都市教養学部都市政策コース 准教授(第4章)
白石賢…しらいし・けん/首都大学東京都市教養学部都市政策コース 教授(第6章)
伊藤智基…いとう・ともき/首都大学東京都市教養学部都市政策コース 助教(資料編1)
大槻茂実…おおつき・しげみ/首都大学東京都市教養学部都市政策コース 助教(資料編2)